トッケビを語る 1〜3話

冬といえばトッケビということで、現在トッケビを見返しております。もう何回見たか分からないくらい見てますね。人生で初めて見た韓ドラなので思い入れがあります。これによって韓ドラ狂いになったと言ってもいいでしょう。

とりあえず3話ずつくらいに区切って投稿して行きます。

⚠️思いっきしネタバレしているので、未視聴の方・ネタバレを見たくない方は注意してください!!!

【1話】

 トッケビ1話の感想として色んな人が言っているのが、「最初はこの子がヒロイン?と思うけれど、1話の最後には可愛くて仕方がなくなっている」という言葉ではないでしょーか。

 かくいう私もその一人で、トッケビは人生で初めて見た韓ドラだったのだが、1話見終わる頃にはウンタクの「サランヘヨ」によってどっぷりハマってしまいました。

 これは後から別の韓ドラを見て思ったのだが、トッケビはとにかくOSTと映像の壮大さ・美しさがすごい。他の韓ドラもOSTも映像も綺麗なんですけど、なんだかトッケビは映画のようというか、あまりに完成されているような気がする。(OSTのbeautifulとI will go to you like the first snowは挿入歌ながらその年韓国で大ヒット曲となったそうで、さもありなんという感じである。)そして、そのクオリティを16話維持するのだから本当にたまげる。スタッフの仕事量すごいことになってたろうな・・・。 

 ところでこの「サランヘヨ」ものすごく無邪気で可愛いんだけれど、全話見た後に思い返してみると、虐待&いじめ&幽霊が見えるという過酷な人生を送るウンタクが、ついに生き残る術を見つけた上で掴み取ろうとする意味合いも含まれていると思うと、無邪気さがさらに泣けたりする。

 当時女優さんの名前を知らず、大作でデビューした若い女優さんかな〜と思ったら実年齢25歳と聞いてひっくりがえった。女子高生にしか見えない。ちなみに大人の役を演じているときには大人の女性にしか見えず、さらにひっくりがえった。やばすぎる。今では大ファンです、キムゴウンちゃん。

 

【2話】

 かの有名な二人で歩いてくるシーンって2話でしたっけ・・・!?(何回目かの気づき)もっと後だと思ってました。思ったよりトッケビ、テンポがいいというか、展開が濃い。1話に色んなことが起きる。

 最後のシーンもカナダでのシーンもいいですが、2話の私的ハイライトは散歩のシーンと死神・トッケビ・ウンタクの3人が揃うシーンかな。散歩のシーンは同級生が盗撮しようとしたのを何気に庇うところが好きです。3人が揃うシーンでは、トッケビもウンタクも互いに死神から庇っていて、短い出会いですがお互いを大切に思い始めている感じがしていいなあと思います。(ウンタクは自分にとってトッケビは生きていく上でのよすが、と言った感じもして、それもいいなあ)けれど、トッケビにとっては剣が見えない(ように見える)ウンタクは花嫁でないので突き放すしかないのが切ないですね。てかこのドラマずっと切ない。

 ここのポイントは、ウンタクが振り返ったときにもうトッケビがどこかに行ってしまっているところです。これ後で大事になってくるので覚えといてください。笑。

 カナダのシーンもいいですね〜無邪気さに振り回されてるトッケビもはしゃぐウンタクも可愛いです。でも音楽とか一つ一つのセリフがどこか悲しい切ない雰囲気を持ってるのがトッケビって感じがしますね。(全部見たからか?)

 メイキングによると、カナダのシーンは序盤に一気に撮ったらしいのですが、撮影場であって数日で、関係性の違いとか年齢の違いとかを感じさせず演じ切る二人がすごい。

 

【3話】

 初めて見たとき、3話の最後見ておおおって叫んだ記憶がある笑。1〜3話あたりがオープンングでいよいよ話が動き出すって感じがしてすごい好きです。

 3話のポイントは、銀杏の木の下で歩く二人、海沿い雨の中のシーン、寝そべる二人が交互に映るシーンですかね〜

 銀杏の木の下のシーンは映像が綺麗だし、やっぱトッケビは秋冬の話だなーという感じがします。さて、2話で大事になってくるので覚えていてくださいと言ったシーンですが、ここで回収されますね。2話では振り返るともういないトッケビが、3話ではウンタクが振り返った時まだそこにいてウンタクのことを見つめているという対比が美しくて好きです。それだけウンタクがトッケビにとって縁がある存在になったんだなあと。

 海沿いの雨の中のシーンは言うまでもなく名シーン。憂鬱になると雨が降るという超重要設定がここで初めて登場するわけだけど、一回止んだ雨が、旅立つことを聞いて悲しそうな顔をするウンタクを見てまた憂鬱になるという・・・。雨で感情を表すのは、説明のつかない二人の関係と感情を視聴者に伝える上で上手い設定だなあと思います。ウンタクはやっと幸せになれると思ったのに、自分は花嫁でなくて、さらにトッケビがどこかへ行くと言うので亡きお母さんに話しかけながら泣いちゃう。辛い。でもそれをあまり表に出さず、明るく振る舞うところにウンタクの逞しさと美しさがあるなあと思います。

 寝そべる二人のシーンで流れるostのhush、トッケビostの中でも一番切ない曲。個人的にはこの曲が実は一番好きです。(あ、beautifulも好きだ・・選べない)この時点で二人はまだ恋愛感情ではないと思うんですけれど(個人的意見)、お互いにとって気がかかるというか、大切というか、縁が結ばれていっているんだと言うのが、でもなぜかそれが切ないと言うのがこの曲で感じられるんですよね(私だけ?トッケビ見過ぎだからかもしれないです。)

 あとはいよいよ死神と社長の話も動き出して、これからどんどん話が展開していくのが楽しみですね〜。ちな社長役のユインナさん、この時も好きだったのですが、後から私が愛して愛してやまないIUちゃんの親友と聞きさらに大好きになっています笑。

 今回はここまで!4話以降も綴っていく予定です。

 お読みいただきありがとうございました。